オーナーの手でDIY途中だった空き家をカリアゲ
東京都板橋区、都営三田線沿いにある築約50年の空き家をカリアゲました。
はじめはオーナーご自身で室内の解体を行なっておりましたが、リノベーション費用をかけずに活用したいとのご希望でお問い合わせをいただき、途中からカリアゲに引き継ぐ形で改修工事を行いました。

一部解体が行われていた室内

12畳のリビング。ダイニングの一部、キッチンがあった箇所はワイドな脱衣スペースに
6畳ほどの小さなダイニングキッチンに和室が2間という昭和らしい間取りだった1階は、ダイニングと和室の一部屋を繋げて12畳のリビングにしました。床はベニヤにグレーの塗装をしています。

床の色味を統一した、リビングと一続きの和室
玄関を入ってすぐの雰囲気のある和室はそのまま残し、同じくグレーの畳に張り替えることで、リビングと一続きで使えるようにしました。

古いパーケットフローリングを残した納戸
2階は和室2間に小さな納戸が一つ。和室はリビングと同じベニヤ床に、納戸は古いパーケットフローリングをそのまま残しています。
各部屋の仕切り上部にはガラスと鏡を使用することで、仕切りを閉めても視線が抜けるようなつくりにしました。

窓上の壁を鏡張りにすることで空間が広く見えるようなつくりに
種別
リノベーション
所在地
東京都板橋区板橋
構造規模
木造2階建
計画面積
76.57㎡
設計
ルーヴィス
施工
ルーヴィス
施工管理
井川日生李
撮影
中村晃
築年数
1976年