閑静な住宅街にある木造家屋を改修
東京都世田谷区弦巻、桜新町駅より徒歩10分程の閑静な住宅街に建つ、木造家屋。
1年以上空き家だっため植栽や雑草が繁茂し、地域の死角となっていました。
構造に関わる柱や筋交・階段はそのままに、コストの安い下地材をメインに利用し、リノベーションしました。
▼以下建築家のコメント
この計画では足場や鋼製束、断熱材といった住宅の内部には
表出し得ない、いわば他律的なものをバラバラに招聘し、
それらひとつひとつに住宅機能を付与・編集することで、
出自の異なるもの同士が自律性を帯びながらひとつ屋根の下で自由気ままに共立することを目指した。
このように導き出された風景は、つくられたようでもあり、
もともとそこにあったものが現れたようでもあり、
一からつくりあげる以上の大きな変化と可能性を感じている。
設計:2001
担当:岸田佳晃+小坂和生
種別
リノベーション
所在地
東京都世田谷区弦巻
構造規模
木造2階建
計画面積
72㎡
設計
2001 岸田佳晃+小坂和生
施工
ルーヴィス
施工管理
荒井良太
撮影
SHIMIZU KEN